こんにちは。千種区星ヶ丘駅徒歩1分にある『渡辺小児歯科』です♪
本日は、初めての副院長ブログ(鉄也ブログ)です!!
本日は、もっとも多い質問である「小児歯科にはいつから行けばいいか?」についてのお話です!
幼稚園に入ったくらいからでしょうか?いついくべきか全然分からないので、教えてください!
目次
小児歯科への適切なデビューの時期とは?
結論!歯が一本生えたら!!
生後どのくらいの時期に小児歯科にデビューをさせるのが良いのでしょうか?
通院中の患者様からも「下の子が生まれて歯が生えてきたけどいつぐらいに診てもらったらいいですか?」とよく質問を受けます。
お子さんの小児歯科デビューについては「歯が一本生えてきたら」で良いと考えています。
通常下の前歯から出てくるのでそのタイミングが小児歯科デビューのタイミングです。
できることなら、このタイミングで小児歯科デビューしてください!
歯の成長は、歯並び・顔立ち などに大きく影響します
一緒に、お子様の歯を育てましょう!!
デビューの不安
小さいお子さまを病院へ連れていく際は色々なハードルや不安が出てきます。
こんな不安ありませんか?
- 泣いてしまわないか
- 迷惑をかけないか
- 病院嫌いにならないか
- 虫歯がないのにいく必要があるのか?
このように色々と不安や疑問に感じていらっしゃる親御さんは非常に多いのではないでしょうか。
当然このタイミングで大人と同じように治療をする事は困難です。
2歳以下のお子さまはだいたい歯医者さんへ来ると泣いてしまいます。
ただ、安心してください。渡辺小児歯科は小児専門の歯医者です。周りも小さなお子さんばかりなので気にせず来院して下さい!
なぜ、低年齢から小児歯科に行くのか?
虫歯になる前に、通院しよう!
最も大切なことは、
- 歯医者さんに慣れる
- 定期的に歯医者さんへ行く習慣をつける
ことです。
そのために、虫歯などで困っていない低年齢(0~2歳)の間にデビューすることが、ベストのタイミングです。
『最初が肝心』という言葉があるように、歯医者さんでも最初の経験は大切です。
虫歯を作って痛みが出てしまった時、もしくは歯やお口周りをぶつけてしまった時に歯医者さんデビューをする子達にとって、歯医者さんは少し怖い場所に感じるでしょう。
デビューは検診がいいですね!虫歯になる前に、デビューしておくと良さそうだね♪
実は、パパママの勉強が目的!?
物心がついた3歳以降でなおかつ治療などの怖い処置が最初だと、多くのお子さまは歯医者さんが嫌いになってしまいます。
大人の方ですら、歯医者さんでの治療は大きなストレスに感じます。
痛みを伴う一回の治療は歯医者さん嫌いの子どもを作る十分な理由になってしまう場合もあります。
実際にこのパターンは多いです。
お子さまを押さえつけて無理やり治療をするのか、治療が必要にもかかわらず治療のトレーニングから地道に進めていくのかを決めていただく必要があったりと、保護者の方にも非常にストレスがかかります。
しかし小児歯科で、
- 虫歯にしないポイント
- 小さい子の仕上げ磨きの方法
- 歯の生える順番
- 離乳食についてのアドバイス
- 指しゃぶりなどの癖についての相談事
- 小さい時からの歯並び噛み合わせのお話し
など、ママパパに知っておいて欲しい様々な情報をお伝えすることが来院の目的の場合はどうでしょう?
歯医者さんに対して怖いと感じる感覚はかなり少なくなります。
また、これらの知識を親御さんが持っている事でお子さんの成長発育には必ずプラスに働きます。
万一、虫歯を作ってしまった場合にも歯医者さんに慣れている子は早いタイミングで治療に入れるので大きく歯を削る必要がなくなります。
このように小児歯科を
- 虫歯にならないようにクリーニングをしてもらおう♪
- 仕上げ磨きが難しい場合は歯医者さんできれいにしてもらおう♪
- お口に関する子育てに有益な情報を教えてもらおう♪
- お子さまのお口の健康増進に使うのは時間だけ♪
というとらえ方でうまく利用していただくと大変うれしく思います。
このように小児歯科を
『虫歯にならないようにクリーニングをしてもらおう♪』
『仕上げ磨きが難しい場合は歯医者さんできれいにしてもらおう♪』
『お口に関する子育てに有益な情報を教えてもらおう♪』
『お子さまのお口の健康増進に使うのは時間だけ♪』
というとらえ方でうまく利用していただくと大変うれしく思います。
診察代、どれくらいかかる?
診療にはお時間は頂きます。しかし、、
費用負担はありません。
これは、名古屋市の制度で中学生までは、歯医者の費用負担はなしなのです。
ご存知の方も、多いかと思いますが、この制度を使わない手はありません。
泣くのは、『当たり前』!
当然、低年齢のお子さんの場合にはどうしたって泣いてしまう時期もありますが、それは当たり前の事です。
特に2歳以下のお子さまは発達の段階で、歯科の診療やお家での歯磨きを嫌がって泣くのは当たり前なんです。
お口の中を触られることは不快に感じやすいため、まだその刺激をうまく受容できずに泣いてしまうのです。
例えば6か月のお子さまが歩けなくてもそれをストレスに感じる方はいらっしゃらないと思います。
それと同じように2歳代までは泣くのは当然だと考えていただくと保護者の方が楽になると思います。
タイミングはそれぞれですが、どこかでみんな必ず泣かなくなります。
また、泣くのは当たり前だと思っておくことで、お母さんのストレスも軽減できるので良いと思います。
「また泣かせてしまった…」と気にしていてはお母さんも大変だと思うので、泣いて当然なんだから!と気にせず、お子さんのためにも定期的に小児歯科を受診していただくとよいと思います。
私たちもそれを理解した上で対応させて頂きますので、お気軽に来院して下さい。
我が家もこのブログを書いている時は、9か月の息子の歯ブラシに奮闘中です、、、(2021年9月現在)
・歯が生えたら、歯科デビューする
・デビューは「虫歯になる前に」
・デビューはパパママの勉強が目的
・泣くのは、当たり前
最後に、もう一つ大事なポイント
お口のプロに診てもらう
『こどものお口はこどものお口のプロに診てもらう』
これにつきると思います。
歯科の世界では入れ歯やインプラントなど大人の診療を主に勉強されてきた先生にお子さまを診てもらっている場合がまだまだ多いように感じます。
内科の先生に大切な外科の手術を頼む方はいらっしゃらないと思います。
それと同じように大切なお子さまのお口は、こどものお口を勉強してきた先生(小児歯科)に診てもらうことをお勧めしています。
大人とこどものお口はに似て異なるもので、それぞれ診るポイントが違ってきます。
小児歯科専門ならではの知識やノウハウをもっと気軽に、もっと多くの方に知っていただきたく日々診療にあたっています。
最近は大人の方でも定期検診でお口の健康を保つことを目的に継続的に来院される方や、検診やクリーニングを希望して来院される方が一昔前と比べると非常に多くなりました。
歯医者さんは怖い場所、出来れば行きたくない場所、一昔前と比較すると少しずつ変わってきているように感じます。
お子さまも年齢が低いうちから小児歯科をうまく活用していただき、健康で快適なお口の健康をお子さんにプレゼントできるよう一緒に成長発育を見守っていきたいですね。